面接でのマナーと受け答えのコツ

転職をする時に一番ネックになるのが面接です。就職や転職をする際には、「面接でどう受け答えをすれば受かるのだろうか」と悩むのではないでしょうか?面接は、採用担当者と直接会って話す場であるため、身なりを整えて、やむを得ない場合を除いて遅刻をしないようにすることが最低限のマナーです。面接前には服装や髪型を清潔に整えて、面接会場や緊急時の連絡先を確認し、万が一遅れそうになったらその旨を早めに先方に伝えるようにしましょう。

また、介護施設の面接では、「なぜこの施設に転職しようと思ったのか?」「介護業界に転職しようと思った理由は何か?」というような質問を必ずされます。こうした質問では、良い印象を与えるために取り繕ってしまいがちですが、本心とかけ離れたことを言ってしまうと後の質問で答えがちぐはぐになってしまうため、正直に話すべきです。ただし、前の勤務先の労働環境や人間関係などの悪さを強調したり、「介護であればすぐに仕事に就けると聞いたから」というように、仕事を安易に考えているようなことを言ってしまったりすると面接官はマイナスイメージを持ってしまいます。そのため、なるべくネガティブな回答にならないように「スキルアップをしたいから」など、介護施設と自分の双方にメリットが感じられるような回答を用意しておきましょう。

そして、介護業界の面接で最も重視されるのが、長く働いてくれるかどうかという点です。どの業界も同様ですが、入社してすぐに辞めてしまうような人だと教育期間に当てた時間が無駄になりますし、再び求人を出さないといけなくなるため、採用側からすると大きな痛手になります。ですから、長期間働けることをアピールすることも、介護施設の面接を突破するコツだといえます。