採用率をあげ、ミスマッチを防ぐために

求人情報を見ると、介護職の求人は少なくありません。そのため、厳しい条件をつけなければ、さまざまな求人に応募ができるのではないでしょうか。しかし、どの介護施設にも大切にしている理念やモットーというものがあります。そして、その理念に基づいて利用者の生活を支えられるようにサービスを展開しているので、面接の前には、希望する介護施設が何を大切にしているのかを必ずチェックするようにしましょう。そして、施設が掲げる理念やモットーのどのようなところに賛同したのかや、自分はどのような働き方をそこでしていきたいかということを述べられるようにしておくことが大切です。

また、入所型の介護施設の場合は、24時間体制で利用者をケアするので、当然交代制の勤務になります。そのため、夜勤を行わなければなりません。ですが、頻繁に夜勤に入れなかったり、休みを固定したい場合は、自分が希望する働き方とその理由を面接でしっかり伝えることも大切です。そして、もしも一時的に夜勤ができない時期がある場合は、いつ頃なら夜勤ができるようになるかといった今後の見通しについても相談しておきましょう。

面接前の準備では、単に自分の言いたいことを伝えるというだけではなく、介護施設の理念も汲み取った上で受け答えができるようにしておきたいものです。また、シフトに希望があったり、相談したいことがあれば、それもきちんと伝えられるようにしておきましょう。そうすることで、応募先の施設をきちんと調べていることを感じてもらえますし、入職後のトラブルも避けられるようになります。